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トランギア マイクロライトを実測。蓋はケトル0.9Lと共通、本体は82.5g

トランギアの新商品「マイクロライト」を実測しました。公式サイトには重さもサイズも載っていないため、パーツごとに分解して量っています。クッカーセット単体は82.5g、蓋を含めると110.7g。蓋はトランギアのケトル0.9Lの蓋と完全に同じサイズで、そのまま使い回せます。

2026-08-10 文=スタッキング大学(KALUGII)

まず動画で

この記事の内容は、すべてこの動画の検証にもとづいています。

マイクロライトとマイクロオリジナル、違いはバーナー部分だけ

トランギアの新商品「マイクロライト」は、ゴトクとバーナーベースソリッドが付属する3点セットです。もう一方の「マイクロオリジナル」は、バーナーベースソリッドの代わりにアルコールバーナーが付属します。それ以外のクッカー本体・蓋・ゴトクは共通です。

トランギア公式サイトには、クッカー単体の重さやサイズが載っていません。この記事ではすべて実測した値を紹介します。

実測:パーツごとの重さ

実測。クッカーセット全体で110.7g、蓋単体で28.2g 本編の 1:40 から見る

本体62.5g+取っ手20g=82.5gで、蓋なしのクッカーセットの重さとぴったり一致します。

実測:サイズ

蓋はトランギアケトル0.9Lと同じ

トランギアのケトルの蓋をマイクロに合わせる場面。0.6Lは合わず、0.9Lはぴったり 本編の 3:57 から見る

マイクロの蓋が気になっている人は多いと思います。トランギアのケトル各サイズの蓋と比べたところ、0.6Lの蓋は小さくて合いませんでした。0.9Lの蓋はぴったりで、マイクロ本体の蓋と完全に同じサイズです。1.4Lの蓋も同様に使い回せます。つまり0.9Lの蓋に合うものは、基本的にマイクロにも合うと考えていいということです。

ステンレス製のケトルの蓋は、マイクロ特有のカチッとロックする溝にはまらないため使えませんでした。

マイクロライト(バーナーベースソリッド側)の中に入るもの

エバニュー 250ノンハンドルを、マイクロライトの中に収める場面 本編の 4:57 から見る

バーナーベースソリッド側のマイクロライトは隙間が狭く、なかなか合うものが見つかりませんでした。良かったのはエバニュー250ノンハンドルです。ぴったり収まり、蓋は少し浮きますが問題なく閉められます。外側の隙間を埋められるものは見つかりませんでした。

マイクロオリジナル(アルコールバーナー側)の中に入るもの

シートゥーサミット Xカップを合わせる場面 本編の 20:57 から見る

エバニューのアルコールストーブは、残念ながら入りませんでした。

蓋にはエバニューのマルチディッシュがぴったり

エバニュー マルチディッシュを蓋として使う場面 本編の 7:27 から見る

マイクロの蓋に代わるものとして見つかったのが、エバニューのマルチディッシュです。ぴったりはまり、取っ手はありませんが、EPIgasのピンチリフターでつまめば問題なく開閉できます。重さはマルチディッシュが14.1g、トランギア純正の蓋が28.3gなので、約半分に軽量化できます。

おすすめのクッカーセット

検証をふまえて、実際に持っていきたいと思った3パターンを紹介します。

① マイクロライトセット(ゴトク+バーナーベースソリッド)

マイクロライトのおすすめセット。エバニューのクッカーケース#1に収めます 本編の 21:27 から見る

ゴトクを袋に入れてから、この順で重ねます。バーナーベースソリッドの中には、ファイヤードラゴンや固形燃料を入れて持っていく想定です。コーヒードリップ用の注ぎ口(ドリクリップ)はマイクロの縁が分厚く装着できないため、この構成では箸を使ってお湯を伝わせる簡易的な淹れ方になります。

② マイクロオリジナルセット(アルコールバーナー)

ゴトクの下の隙間にコーヒードリッパーやライターなどの小物を先に入れ、デミタスカップの中にアルコールバーナーを収め、最後に250ノンハンドルをかぶせます。250ノンハンドルは浅くて幅が広いため、コーヒードリッパーをそのまま乗せるとフィルターが液面に浸ってしまいます。箸を8の字にしてドリッパーの下に通し、少し浮かせると回避できます。プラス1本追加したいときは、エバニューの570FDが一番収まりがいいとのことでした。

③ ゴトクを抜いてクッカー単体を活かすセット

ゴトクがあると組み合わせが制限されるため、ゴトクを抜いた状態でクッカー本体だけを活かすセットも紹介されていました。

エバニュー400ノンハンドルの中に、250ノンハンドルとベルモントのトレールカップ280を少し押し込んで重ねます(250ノンハンドルは少し変形します)。そこにグビグビとアルコールバーナーをさらに重ね、上にKALUGIIのチタン五徳を乗せる形です。隙間にコーヒードリッパーやライターなどの小物と風防を詰め、上にマルチディッシュとパンタパス400FDサイズを重ね、最後にトランギアのマイクロ本体(蓋は横向きにして)を重ねてケースに収めます。

この検証をしている理由

当サイトは、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが運営しています。自社のチタンギアを売っている立場ですが、他社製品も同じように測って、入らないものは入らないと書きます。スタッキングは入るか入らないかしかないので、忖度のしようがありません。

検証してほしいギアがあれば、公式LINEから教えてください。実際に買って重ねて、記事にして公開でお答えします。

この記事に出てくる組み合わせの、完全版

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このサイトを作っている人

KALUGII

さかたKALUGII/カルギイ 代表・スタッキング研究者

キャンプ・登山ギアのスタッキング——カップやクッカーを1つずつ重ねて、すき間なくひとまとめに収める積み方——だけを専門に研究しています。 他社製品を200個以上集め、5,000パターン以上の組み合わせを 実際に手で重ねて確かめてきました。YouTubeチャンネル「スタッキング大学」では 検証動画を150本以上公開しています。

自身のブランドKALUGII(カルギイ)では、 軽量コンパクトなコーヒーギアを作っています。注ぎ口クリップの ドリクリップと、スタッキング U.L. コーヒードリッパー。 設計から製造の手配まで自分で行っています。

スタッキング研究の結論として作ったのが、チタンカップ400NHと300NHです。 Amazonのリンクはこちら。

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