トランギアの新商品「マイクロライト」を実測しました。公式サイトには重さもサイズも載っていないため、パーツごとに分解して量っています。クッカーセット単体は82.5g、蓋を含めると110.7g。蓋はトランギアのケトル0.9Lの蓋と完全に同じサイズで、そのまま使い回せます。
この記事の内容は、すべてこの動画の検証にもとづいています。
トランギアの新商品「マイクロライト」は、ゴトクとバーナーベースソリッドが付属する3点セットです。もう一方の「マイクロオリジナル」は、バーナーベースソリッドの代わりにアルコールバーナーが付属します。それ以外のクッカー本体・蓋・ゴトクは共通です。
トランギア公式サイトには、クッカー単体の重さやサイズが載っていません。この記事ではすべて実測した値を紹介します。
本体62.5g+取っ手20g=82.5gで、蓋なしのクッカーセットの重さとぴったり一致します。
マイクロの蓋が気になっている人は多いと思います。トランギアのケトル各サイズの蓋と比べたところ、0.6Lの蓋は小さくて合いませんでした。0.9Lの蓋はぴったりで、マイクロ本体の蓋と完全に同じサイズです。1.4Lの蓋も同様に使い回せます。つまり0.9Lの蓋に合うものは、基本的にマイクロにも合うと考えていいということです。
ステンレス製のケトルの蓋は、マイクロ特有のカチッとロックする溝にはまらないため使えませんでした。
バーナーベースソリッド側のマイクロライトは隙間が狭く、なかなか合うものが見つかりませんでした。良かったのはエバニュー250ノンハンドルです。ぴったり収まり、蓋は少し浮きますが問題なく閉められます。外側の隙間を埋められるものは見つかりませんでした。
エバニューのアルコールストーブは、残念ながら入りませんでした。
マイクロの蓋に代わるものとして見つかったのが、エバニューのマルチディッシュです。ぴったりはまり、取っ手はありませんが、EPIgasのピンチリフターでつまめば問題なく開閉できます。重さはマルチディッシュが14.1g、トランギア純正の蓋が28.3gなので、約半分に軽量化できます。
検証をふまえて、実際に持っていきたいと思った3パターンを紹介します。
ゴトクを袋に入れてから、この順で重ねます。バーナーベースソリッドの中には、ファイヤードラゴンや固形燃料を入れて持っていく想定です。コーヒードリップ用の注ぎ口(ドリクリップ)はマイクロの縁が分厚く装着できないため、この構成では箸を使ってお湯を伝わせる簡易的な淹れ方になります。
ゴトクの下の隙間にコーヒードリッパーやライターなどの小物を先に入れ、デミタスカップの中にアルコールバーナーを収め、最後に250ノンハンドルをかぶせます。250ノンハンドルは浅くて幅が広いため、コーヒードリッパーをそのまま乗せるとフィルターが液面に浸ってしまいます。箸を8の字にしてドリッパーの下に通し、少し浮かせると回避できます。プラス1本追加したいときは、エバニューの570FDが一番収まりがいいとのことでした。
ゴトクがあると組み合わせが制限されるため、ゴトクを抜いた状態でクッカー本体だけを活かすセットも紹介されていました。
エバニュー400ノンハンドルの中に、250ノンハンドルとベルモントのトレールカップ280を少し押し込んで重ねます(250ノンハンドルは少し変形します)。そこにグビグビとアルコールバーナーをさらに重ね、上にKALUGIIのチタン五徳を乗せる形です。隙間にコーヒードリッパーやライターなどの小物と風防を詰め、上にマルチディッシュとパンタパス400FDサイズを重ね、最後にトランギアのマイクロ本体(蓋は横向きにして)を重ねてケースに収めます。
当サイトは、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが運営しています。自社のチタンギアを売っている立場ですが、他社製品も同じように測って、入らないものは入らないと書きます。スタッキングは入るか入らないかしかないので、忖度のしようがありません。
検証してほしいギアがあれば、公式LINEから教えてください。実際に買って重ねて、記事にして公開でお答えします。
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