ソロのコーヒーセット77通りを並べて分かった、土台さえ決めれば中身は8割同じ
動画で実際に組んだソロ用のコーヒーセットが77通りあります。全部並べて中身を数えたら、上位4つは8割前後のセットに共通していました。つまり悩むところは中身ではなく、いちばん外側のクッカー(土台)だけです。土台になった46種類のうち、よく使ったものと、その理由をまとめます。
目次(8項目)
77通り並べたら、中身はほとんど同じだった
「ソロで、コーヒーを淹れる」という条件で組んだセットが、このサイトには77通りあります。どれも動画で実際に重ねて確かめたものです。その中身を1点ずつ数えました。
- ライター(Bicジャパン ミニライター)… 64回・83%
- コーヒードリッパー(KALUGII スタッキングU.L.)… 59回・76%
- ピンチリフター(EPIgas)… 56回・72%
- 注ぎ口クリップ(KALUGII ドリクリップ)… 51回・66%
上位4つが、7〜8割のセットに入っていました。ここから先は、カップを1つ足すか、風防を足すかといった枝葉です。つまりソロのコーヒーセットで本当に悩むのは、中身ではありません。
決めるのは、いちばん外側のクッカーだけ
77通りの土台(いちばん外側になるクッカー)は46種類ありました。中身がほぼ同じなのに土台がこれだけ分かれるのは、土台の内径と高さで「入る中身の量」が決まるからです。
よく土台になったものを、多い順に並べます。回数は77通りのうち何回その土台を使ったかです。
- EPIgas シングルチタンマグ カバーセット500 … 5回。外径85mm・70g。フタが付いてくるのが効いています
- TOAKS Titanium 750ml Pot … 5回。容量に余裕があり、燃料を多めに持てます
- snow peak ソロセット 極チタン SCS-004TR … 4回。カップとポットが分かれているぶん、組み方の自由がきく
- EVERNEW Ti Mug pot 500 … 4回。75g。アルコールストーブのスタンドと相性が良い
- EVERNEW Ti 400FD Cup … 4回。外径102mm・50g。これ1つで完結させる構成もありました
土台の選び方は「何を諦めるか」で決まります
77通りを見比べると、土台の違いは結局この3つのどれを取るかに集約されました。全部は取れません。
- 軽さを取る … 400FD(50g)や400NH(34g)のような1つのカップで完結させる。そのぶん燃料は少なめになります
- 燃料の量を取る … TOAKS750やEPIgas500のような容量のある土台。アルコール燃料を160ml持てる構成もあります
- 使い勝手を取る … ソロセット極のようにカップとポットが分かれているもの。飲みながら次を沸かせます
「軽くて燃料も多くて使いやすい」は、77通り探しても出てきませんでした。どれを諦めるかを先に決めると、土台は自然に絞れます。
フタが付いてくる土台は、それだけで有利
土台としていちばん多く使われたEPIgas シングルチタンマグ カバーセット500は、最初からフタが付いています。フタは別に買うと20〜40g増え、しかも合うものを探す手間がかかります。
フタの無いカップを土台にする場合は、エバニューのマルチディッシュ(77通り中24回・31%で登場)のように、皿と兼用できる薄いものを1枚足すのが定番でした。
火の周りは、ほぼ2択に落ち着いています
熱源はガスかアルコールかで分かれますが、実際に使われた顔ぶれは限られていました。ガスならSOTO ウインドマスター(23回)とOD缶110(16回)の組み合わせ。アルコールならストーブに五徳を足す構成で、KALUGIIのチタン五徳TG-3P(14回)がよく入っています。
どちらを選んでも、ライター(83%)だけは全構成に近い割合で入っていました。小さくて忘れやすいので、土台の中に定位置を作っておくのが確実です。
組む順番を間違えると、入るものも入りません
同じ道具でも、入れる順番で収まりが変わります。77通りに共通していたのは、大きくて硬いものを先に、薄いものを最後にという順番でした。
- 1. 土台の底に、いちばん背の高いもの(OD缶やアルコールボトル)を置く
- 2. その周りの隙間に、小さいカップや五徳を差す
- 3. ドリッパー・クリップ・ライターなど薄いものを最後に隙間へ
- 4. フタ(またはマルチディッシュ)で閉じる
特にドリッパーとクリップは薄いので、先に入れると下敷きになって取り出しにくくなります。最後に差すのが正解でした。
自分の持っているもので組めるか調べる
ここに出てきた土台を持っていなくても構いません。手元のクッカーを選ぶと、その中に入るもの・それが入る相手を一覧で出せる「持っているギアで組む」を用意しています。
77通りの中身をそのまま見たい場合は、「やりたいことから探す」のコーヒーの欄からたどれます。どれも動画の切り抜きつきで、実際に入れている場面を確認できます。
なぜメーカーが、他社製品まで検証するのか
当サイトはチタンギアを作っているKALUGIIが運営しています。他社製品も自費で買って測り、入らないものは入らないと書いています。スタッキングは入るか入らないかしかないので、忖度のしようがありません。
この記事の数字も、実際に組んだ77通りを数え直したものです。お手元で測った値を送っていただける方は、公式LINEからお願いします。すべてにお応えすることはできませんが、いただいた中から順に確かめて掲載しています。
この中に、お持ちのものはありますか
同じ商品を2人が測ると、その数字は確定値になります。私の実測が1件目なので、あなたが2件目です。定規でも構いませんし、測れた項目だけで大丈夫です。
- EVERNEW Ti 570FD Cupあと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
- EVERNEW Ti 400FD Cupあと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
- EVERNEW Ti Demitasse 220 FHあと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
この記事に出てくる組み合わせの、完全版
KALUGIIチタンカップ300NH/400NHが「どのクッカーに入るか」を1枚にまとめた早見表PDFを、 公式LINEで無料配布しています。
この記事に無い組み合わせで「これ入りますか?」があれば、LINEで教えてください。 すべてにお応えすることはできませんが、いただいた中から順に重ねて確かめ、記事にしています。 同じことを知りたい人に、まとめて届くようにするためです。
LINEで早見表を受け取る(無料)
