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スノーピーク チタン/アルミ パーソナルクッカーセット比較。重さは約半分、沸騰時間は同じ

スノーピーク パーソナルクッカーセットのチタン版とアルミ版を実測比較しました。重さはチタンが大きく軽く(Sサイズでアルミ215.9g・チタン131g)、湯沸かし時間はどちらも8分30秒で差がありません。チタンは本体の高さが1〜1.2cm低いため、チタンシングルマグ600など一部の製品はアルミにしか入りませんでした。

2026-08-09 文=スタッキング大学(KALUGII)

まず動画で

この記事の内容は、すべてこの動画の検証にもとづいています。

型番はチタンがSCS-020T、アルミがSCS-020Rです(動画の目次表示より)。

スペックを比較する

重さを実測。右がチタン、左がアルミです 本編の 1:21 から見る

高さはSサイズで約1.1cm、Lサイズで約1.2cm、チタンの方が低くなっています。縁の幅やハンドルを含めた幅はほぼ同じでした。

蓋は同じサイズに見えて、実は互換性がありません。アルミの蓋をチタンの本体にはめようとするとはまらず、逆にチタンの蓋をアルミの本体にはめると隙間ができます。SサイズもLサイズも同じ傾向でした。

本体にOD缶250を入れると蓋が閉まるように設計されているとのことです。チタンはややぎりぎりですが閉まります。旧型のアルミ版は高さが低く閉まらなかったそうですが、現行モデルでは対応しています。

湯沸かしを比較する

水を300gちょうどに量って同条件で沸かします 本編の 4:09 から見る

水は目盛りではなく300gちょうどに量り、同じトランギアのアルコールストーブとKALUGIIのチタンごとくで同時に沸かしました。部屋の温度16度、水温は10度弱という条件です。結果は8分30秒でどちらも同時に沸騰し、湯沸かし時間に差はありませんでした。

KALUGIIのドリクリップも両方で試しました。アルミは縁が少し厚く注ぎにくさを感じるものの、300〜400ml程度なら問題なく使えます。チタンはよりフィット感がありました。

炊飯を比較する

手前がチタン、奥がアルミ。同条件で炊飯します 本編の 7:01 から見る

5分付き米を220mlの水で30分浸水させてから、同時に炊きました(無洗米なら220ml程度が目安とのことです)。蒸らし10分後に開けると、どちらもご飯がくっつかず、焦げ付きもわずかで大きな差はありませんでした。

強いて言えば、チタンは蓋をしっかりカチッと閉めないと止まらず、アルミの方がすっと蓋が乗る分扱いやすい印象でした。

スタッキングで差が出たところ

スノーピーク チタンシングルマグ・雪峰シリーズで差が出ました 本編の 18:13 から見る

チタンはSサイズで約1.1cm、Lサイズで約1.2cm本体が低いため、ぎりぎりの高さの製品はアルミにしか入らないケースが目立ちました。

エバニューとの相性

エバニュー 570FDとそれ以下のサイズは、アルミにはぴったりはまって蓋も閉まりますが、チタンは少し隙間が残ります。どちらも底にシートゥーサミット Xマグを入れるとちょうど良い高さになります。

結論:どんな人にアルミ/チタンがおすすめか

検証を終えての結論 本編の 42:40 から見る

湯沸かし時間に差はなく、炊飯もほぼ互角でした。違いは主に重さとスタッキングです。

アルミがおすすめなのは、軽さより価格を優先したい方、OD缶250をよく使う方です(高さがある分スタッキングしやすいため)。アルミとチタンではおよそ倍近く値段が違います。

チタンがおすすめなのは、軽量化を重視する方、OD缶250をあまり使わない方です。チタンでもスタッキング自体は可能ですが、BRSのような小型バーナーでないと厳しく、選べる組み合わせがアルミより少なくなります。

この検証をしている理由

当サイトは、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが運営しています。自社のチタンギアを売っている立場ですが、他社製品も同じように測って、入らないものは入らないと書きます。スタッキングは入るか入らないかしかないので、忖度のしようがありません。

検証してほしいギアがあれば、公式LINEから教えてください。実際に買って重ねて、記事にして公開でお答えします。

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このサイトを作っている人

KALUGII

さかたKALUGII/カルギイ 代表・スタッキング研究者

キャンプ・登山ギアのスタッキング——カップやクッカーを1つずつ重ねて、すき間なくひとまとめに収める積み方——だけを専門に研究しています。 他社製品を200個以上集め、5,000パターン以上の組み合わせを 実際に手で重ねて確かめてきました。YouTubeチャンネル「スタッキング大学」では 検証動画を150本以上公開しています。

自身のブランドKALUGII(カルギイ)では、 軽量コンパクトなコーヒーギアを作っています。注ぎ口クリップの ドリクリップと、スタッキング U.L. コーヒードリッパー。 設計から製造の手配まで自分で行っています。

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