スノーピーク パーソナルクッカーセットのチタン版とアルミ版を実測比較しました。重さはチタンが大きく軽く(Sサイズでアルミ215.9g・チタン131g)、湯沸かし時間はどちらも8分30秒で差がありません。チタンは本体の高さが1〜1.2cm低いため、チタンシングルマグ600など一部の製品はアルミにしか入りませんでした。
この記事の内容は、すべてこの動画の検証にもとづいています。
型番はチタンがSCS-020T、アルミがSCS-020Rです(動画の目次表示より)。
高さはSサイズで約1.1cm、Lサイズで約1.2cm、チタンの方が低くなっています。縁の幅やハンドルを含めた幅はほぼ同じでした。
蓋は同じサイズに見えて、実は互換性がありません。アルミの蓋をチタンの本体にはめようとするとはまらず、逆にチタンの蓋をアルミの本体にはめると隙間ができます。SサイズもLサイズも同じ傾向でした。
本体にOD缶250を入れると蓋が閉まるように設計されているとのことです。チタンはややぎりぎりですが閉まります。旧型のアルミ版は高さが低く閉まらなかったそうですが、現行モデルでは対応しています。
水は目盛りではなく300gちょうどに量り、同じトランギアのアルコールストーブとKALUGIIのチタンごとくで同時に沸かしました。部屋の温度16度、水温は10度弱という条件です。結果は8分30秒でどちらも同時に沸騰し、湯沸かし時間に差はありませんでした。
KALUGIIのドリクリップも両方で試しました。アルミは縁が少し厚く注ぎにくさを感じるものの、300〜400ml程度なら問題なく使えます。チタンはよりフィット感がありました。
5分付き米を220mlの水で30分浸水させてから、同時に炊きました(無洗米なら220ml程度が目安とのことです)。蒸らし10分後に開けると、どちらもご飯がくっつかず、焦げ付きもわずかで大きな差はありませんでした。
強いて言えば、チタンは蓋をしっかりカチッと閉めないと止まらず、アルミの方がすっと蓋が乗る分扱いやすい印象でした。
チタンはSサイズで約1.1cm、Lサイズで約1.2cm本体が低いため、ぎりぎりの高さの製品はアルミにしか入らないケースが目立ちました。
エバニュー 570FDとそれ以下のサイズは、アルミにはぴったりはまって蓋も閉まりますが、チタンは少し隙間が残ります。どちらも底にシートゥーサミット Xマグを入れるとちょうど良い高さになります。
湯沸かし時間に差はなく、炊飯もほぼ互角でした。違いは主に重さとスタッキングです。
アルミがおすすめなのは、軽さより価格を優先したい方、OD缶250をよく使う方です(高さがある分スタッキングしやすいため)。アルミとチタンではおよそ倍近く値段が違います。
チタンがおすすめなのは、軽量化を重視する方、OD缶250をあまり使わない方です。チタンでもスタッキング自体は可能ですが、BRSのような小型バーナーでないと厳しく、選べる組み合わせがアルミより少なくなります。
当サイトは、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが運営しています。自社のチタンギアを売っている立場ですが、他社製品も同じように測って、入らないものは入らないと書きます。スタッキングは入るか入らないかしかないので、忖度のしようがありません。
検証してほしいギアがあれば、公式LINEから教えてください。実際に買って重ねて、記事にして公開でお答えします。
KALUGIIチタンカップ300NH/400NHが「どのクッカーに入るか」を1枚にまとめた早見表PDFを、 公式LINEで無料配布しています。
この記事に無い組み合わせで「これ入りますか?」があれば、LINEで教えてください。 実際に重ねて確かめて、記事にして公開でお答えします。 同じことを知りたい人に、まとめて届くようにするためです。
LINEで早見表を受け取る(無料)