KALUGIIの新製品チタンカップ400NH(ノンハンドル)と400FH(ハンドル付き)を実測すると、外径は97mmと99mmで2mm差、重量は36gと44gで8g差でした。この8g差はハンドル部分の重さとほぼ一致します。手持ち150点以上のギアの中から相性の良い組み合わせを検証したところ、一番のポイントはエバニューのチタンカップ400FDと250NHの間にできる隙間に、ちょうど収まるサイズへ設計してあったことでした。
この記事の内容は、すべてこの動画の検証にもとづいています。
内径と高さは共通で、違うのはハンドルの有無だけです。重量差は8gで、動画内でも「取っ手ありの場合は取っ手の重さ約8g」と説明されており、実測の差とほぼ一致します。
動画では第9位と第7位も紹介されていますが、製品名の聞き取りが確定できなかったため、この記事では正確性を優先して割愛しています。
定番中の定番で意外性は薄いものの、実際に使える形の湯沸かし・コーヒーセットとして組み立てて紹介されています。
このセットの重量は、アルコール燃料30ml込みで167.8g、ギアだけなら約137g。ハンドル付きのカップにする場合はここにプラス8gが目安になります。
エバニューのアルコールストーブとチタン五徳を使う組み合わせも紹介されています。その場合、チタン風防はアルミ缶などで自作したものを高さに合わせて周りに巻き付ける必要があり、蓋は完全には閉まりません。
400NHのほうが相性が良く、ぴったりはまります。蓋も兼用できて、抜けもよく取り出しやすいです。KALUGIIの蓋を使えばTOAKSの蓋を買わずに済み、そのぶん軽くなります。ハンドル付きの400FHは途中で止まってしまうため、ここはノンハンドルの400NHでのランクインです。
KALUGIIの400NHはハンドルあり・なしのどちらを入れても大きな問題はありませんが、わずかに隙間が残ります。
ソロポットに付いているシリコンバンドを、本体の330mlの目盛りあたりまで下げると、その隙間にちょうど収まってガタつく音がゼロになります。使うときはバンドを上に戻せば元通りです。ソロポットの蓋はKALUGIIのカップの蓋としても兼用でき、多少ずれるものの問題なく使えます。
OD缶と組み合わせる場合は、KALUGIIのコーヒードリッパーとドリクリップ、ダイソーの折りたたみスプーン、EPIgasのピンチリフター、コーヒーフィルターなどが収まります。アルコールストーブの場合は、KALUGIIのチタン五徳とエバニューのアルコールストーブを一緒に収める形が紹介されています。
どちらでも収まりますが、より相性が良いのはハンドル付きの400FHです。ハンドルがあると隙間が埋まって音がほとんど出ません。ノンハンドルの400NHだと少し音が気になるので、布か風防をはさむとよさそうです。高さもぴったりでした。
何よりTOAKSの純正蓋(95mm)がKALUGIIの400NH/400FHにめちゃくちゃフィットし、蓋として兼用できる点が評価されています。この蓋は単体でも販売されており、TOAKS 550・650・750で共通のサイズです。
KALUGIIのカップ本体はTOAKS 550の中に完全には収まりませんが、ハンドルの有無に関わらず途中(ロゴが隠れるかどうかのあたり)まではまってくれます。
OD缶と組み合わせる場合、TOAKS 550では高さがオーバーしてしまうため、OD缶を使うならTOAKS 650か750の方が向いているとされています。550のままOD缶を使う場合は上に少しはみ出る前提で、収納ケースなどで対応する形になります。
L.T.Cookerはハンドルあり・なしのどちらでもKALUGIIとの相性が良いとされています。隙間はL.T.Cookerの角の部分にちょうどはまり、動きがほとんど出ません。この隙間にチタン風防を収めることもできます。
L.T.Cooker専用に作られた蓋があり、これとの相性も良好です。OD缶もジャストサイズで収まる設計になっています。アルコールストーブを使う場合は、第8位のソロポットと同じように縦に詰めていく構成が使えます。
KALUGIIの新しいカップは、エバニューの250(ノンハンドル)がその中にぴったり収まるように作られています。
逆に、エバニューの400FD(ノンハンドル)は、KALUGIIのカップとの間にできる隙間にちょうどはまるよう設計されています。この関係は第1位でくわしく紹介しています。中身の組み合わせは第10位(ウィルドゥ フォールダーカップ)と同様のものが使えます。
注意点として、蓋にTOAKSの純正蓋を使う場合は乗せるだけで密閉性が今ひとつのため、この組み合わせは湯沸かし用の蓋としては推奨されていません。それでも汎用性の高さで4位にランクインしています。
特に相性が良かったのがKALUGII 400NHで、トレイルポットS900にぴったり収まります。400FH(ハンドル付き)もコントロールしながらであれば問題なく入ります。
その上にパーゴワークスのトレイルカップ300を重ねるとこちらもぴったりで、豆カップまで押し込めば完璧にはまります。ソロだとカップが多すぎるため、2人用のセットとしての想定です。ただしKALUGII 400FHは豆カップのハンドル部分が横に干渉するため、この組み合わせには使えません。
できた隙間にはOD缶110がぴったり収まります。蓋はTOAKSの95mm蓋を逆さまにすると溝にはまります。ノンハンドル同士の組み合わせでは、真ん中のチタンカップだけでも音が出ないほどぴったりだったとのことです。
ハンドル付きのチタンカップとして最大の容量が入ったことが2位の理由です。ハンドル付きの400FDはエバニューによって入りませんが、代わりにベルモントのチタンシェラカップ350なら入ります。
底面には多少の隙間が残り、KALUGIIのチタン五徳や風防、スプーンなどが収まります。ただしアルコールボトルを立てて入れると高さがオーバーするため、その場合はボトルなしの構成にします。KALUGII 400NHであれば2個収めることも可能です(少し押し込む必要があります)。KALUGIIのコーヒードリッパーとドリクリップも一緒に収納できます。蓋はTOAKSの95mm蓋です。
行き(未調理の食材を入れる)と帰り(食べたあとの器として使う)の両方の使い道を想定したセットとして紹介されています。
KALUGIIの400NH(ハンドルあり・なしどちらでも)は、エバニューの400FD/400NHの中にぴったり収まります。ハンドル付きを使う場合は上に浮いた状態になり、その分中にもう少し物を入れられるぶん容量が増えます。蓋はTOAKSの95mm蓋を共用できます。
この動画で一番伝えたいポイントとして、KALUGIIの新しいカップは、エバニューの400FDとエバニューの250NHの間にできる隙間に、ちょうど収まるサイズとして設計されています。つまり外側からエバニュー400FD、その中にKALUGII 400NH/400FH、さらにその中にエバニュー250NHという3段の重ねがぴったりはまる関係です。
できた隙間には、ウィルドゥ フォールダーカップかシートゥーサミットのXカップが収まります。ホールダーカップの方が高さがあり、Xカップの場合は隙間にアルコール燃料も追加できる余地があります。エバニューのチタン五徳はシートゥーサミットのXカップにぴったりはまります。
アルコールストーブは、エバニューのアルストのほか、LIXADAのアルストの方が収納効率が良いとされています。アルコールボトルを縦に入れると2本、横も含めると4本入ります。あるいはセリアの調味料ボトル(16ml用)を使うと、同じ向きでさらに複数本入れられます。
当サイトは、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが運営しています。自社のチタンギアを売っている立場ですが、他社製品も同じように測って、入らないものは入らないと書きます。スタッキングは入るか入らないかしかないので、忖度のしようがありません。
検証してほしいギアがあれば、公式LINEから教えてください。実際に買って重ねて、記事にして公開でお答えします。
KALUGIIチタンカップ300NH/400NHが「どのクッカーに入るか」を1枚にまとめた早見表PDFを、 公式LINEで無料配布しています。
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