選ぶ基準は「何mlのお湯を沸かすか」です。700mlまでなら十字ゴトク、300〜600mlなら真ん中のタイプ、200〜300mlなら最軽量の3.6gタイプ。いちばん万能だったのは真ん中でした。3つとも実測しています。
この記事の内容は、すべてこの動画の検証にもとづいています。各項目にある「本編の◯:◯◯から見る」を押すと、その場面から再生されます。
個人的にいちばん万能だと感じたのは真ん中のタイプです。手持ちのカップのサイズが合うなら、これを選んでおけば大きく外しません。
表示と実測の差はどれも0.1〜0.4gで、個体差の範囲でした。厚さは製品に記載がなかったので測っています。
アルコールストーブに乗せたときの高さも測りました。十字ゴトクが56mm、最軽量タイプが63mm、真ん中のタイプが67mmです。
十字ゴトクは、アルコールストーブの縁にはまらないと使えません。つまり使える相手が選ばれます。
そのぶん、いちばん重くて肉厚なので、耐荷重も安定性もいちばん高そうです。接地面も広いので、大きいクッカーを乗せるならこれです。
逆に他の2つは、固形燃料でも使えます。下に受け皿(ファイアドラゴンなど)を置けば、固形燃料ストーブとして成立します。この汎用性の差は大きいです。
他の2つには、もう1つの使い方があります。逆さまにして固形燃料の皿を乗せる方法です。
普通に置くより高さが出るので、燃焼効率が上がります。ただし高すぎると逆に効率が落ちるので、そこは組み合わせ次第です。
もう1つの利点は、熱源と地面のあいだに距離ができることです。地面へのダメージを抑えられます。
このタイプには弱点があります。下の部分を持ち上げれば問題なく運べますが、上の部分をつまむと倒れます。
解決策があります。持ち上げる側の端だけを、家のコンロで炙って変色させておくのです。アルコールストーブの火では青っぽくしかなりませんが、家のコンロは火力が強いのでオレンジなどに色が変わります。これが目印になります。
ただしこの方法は、上の2つ(十字ゴトクと真ん中のタイプ)向けです。最軽量タイプは薄いので、加熱しすぎると変形する可能性があります。こちらは試していません。
スタッキングの観点では、十字ゴトクは大きいぶん入らない場面が出てきます。ここが選ぶときの分かれ目です。
真ん中のタイプは300〜600mlのカップまで幅広く使えて、収納でも困りにくい。だから「万能」と書きました。
700mlを沸かす、あるいは鍋底の広いクッカーで調理するなら十字ゴトク。強度と安定性が必要な場面はこれです。
300〜600mlを幅広く使うなら真ん中のタイプ。固形燃料でも使えて、逆さ使いもできます。
200〜300mlで、とにかく軽くしたいなら3.6gの最軽量タイプ。ただし耐久性は高くないので、大きいカップは載せないでください。
当サイトは、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが運営しています。当ブランドもチタン五徳を作っていますが、他社製品も同じように測って、そのまま書きます。スタッキングは入るか入らないかしかないので、忖度のしようがありません。
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