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エバニュー チタン五徳 3種類を比べました。沸かす量で選ぶのが正解です

選ぶ基準は「何mlのお湯を沸かすか」です。700mlまでなら十字ゴトク、300〜600mlなら真ん中のタイプ、200〜300mlなら最軽量の3.6gタイプ。いちばん万能だったのは真ん中でした。3つとも実測しています。

2026-08-08 文=スタッキング大学(KALUGII)

まず動画で(36分)

この記事の内容は、すべてこの動画の検証にもとづいています。各項目にある「本編の◯:◯◯から見る」を押すと、その場面から再生されます。

先に結論:沸かす量で選びます

個人的にいちばん万能だと感じたのは真ん中のタイプです。手持ちのカップのサイズが合うなら、これを選んでおけば大きく外しません。

3つの実測値

3種類を並べたところ。構造はどれも同じで、2つのパーツを十字に差し込みます 本編の 1:21 から見る
十字ゴトクは実測16.4g。表示より0.4g重い程度です 本編の 2:54 から見る

表示と実測の差はどれも0.1〜0.4gで、個体差の範囲でした。厚さは製品に記載がなかったので測っています。

アルコールストーブに乗せたときの高さも測りました。十字ゴトクが56mm、最軽量タイプが63mm、真ん中のタイプが67mmです。

十字ゴトクだけ、使える相手が限られます

十字ゴトクは、アルコールストーブの縁にはまらないと使えません。つまり使える相手が選ばれます。

そのぶん、いちばん重くて肉厚なので、耐荷重も安定性もいちばん高そうです。接地面も広いので、大きいクッカーを乗せるならこれです。

逆に他の2つは、固形燃料でも使えます。下に受け皿(ファイアドラゴンなど)を置けば、固形燃料ストーブとして成立します。この汎用性の差は大きいです。

逆さまにする使い方

固形燃料ストーブとして使えるところ 本編の 3:42 から見る
逆さまにして台にする使い方 本編の 4:10 から見る

他の2つには、もう1つの使い方があります。逆さまにして固形燃料の皿を乗せる方法です。

普通に置くより高さが出るので、燃焼効率が上がります。ただし高すぎると逆に効率が落ちるので、そこは組み合わせ次第です。

もう1つの利点は、熱源と地面のあいだに距離ができることです。地面へのダメージを抑えられます。

弱点と、その直し方

このタイプには弱点があります。下の部分を持ち上げれば問題なく運べますが、上の部分をつまむと倒れます。

解決策があります。持ち上げる側の端だけを、家のコンロで炙って変色させておくのです。アルコールストーブの火では青っぽくしかなりませんが、家のコンロは火力が強いのでオレンジなどに色が変わります。これが目印になります。

ただしこの方法は、上の2つ(十字ゴトクと真ん中のタイプ)向けです。最軽量タイプは薄いので、加熱しすぎると変形する可能性があります。こちらは試していません。

どのカップに合うか

手持ちのカップを並べてサイズを確認しているところ 本編の 20:00 から見る

スタッキングの観点では、十字ゴトクは大きいぶん入らない場面が出てきます。ここが選ぶときの分かれ目です。

真ん中のタイプは300〜600mlのカップまで幅広く使えて、収納でも困りにくい。だから「万能」と書きました。

結論(もう一度)

結論の場面 本編の 33:20 から見る

700mlを沸かす、あるいは鍋底の広いクッカーで調理するなら十字ゴトク。強度と安定性が必要な場面はこれです。

300〜600mlを幅広く使うなら真ん中のタイプ。固形燃料でも使えて、逆さ使いもできます。

200〜300mlで、とにかく軽くしたいなら3.6gの最軽量タイプ。ただし耐久性は高くないので、大きいカップは載せないでください。

この検証をしている理由

当サイトは、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが運営しています。当ブランドもチタン五徳を作っていますが、他社製品も同じように測って、そのまま書きます。スタッキングは入るか入らないかしかないので、忖度のしようがありません。

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KALUGII

さかたKALUGII/カルギイ 代表・スタッキング研究者

キャンプ・登山ギアのスタッキング——カップやクッカーを1つずつ重ねて、すき間なくひとまとめに収める積み方——だけを専門に研究しています。 他社製品を200個以上集め、5,000パターン以上の組み合わせを 実際に手で重ねて確かめてきました。YouTubeチャンネル「スタッキング大学」では 検証動画を150本以上公開しています。

自身のブランドKALUGII(カルギイ)では、 軽量コンパクトなコーヒーギアを作っています。注ぎ口クリップの ドリクリップと、スタッキング U.L. コーヒードリッパー。 設計から製造の手配まで自分で行っています。

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