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エバニュー アルストスタンド徹底検証。純正マグポット500でも隙間ができる

エバニューのアルコールストーブ用スタンドは、専用に溝や形が作られたマグポット500・900と組み合わせるのが基本です。ですがその組み合わせでも隙間は残り、ベルモントのチタントレールカップ280やエバニューの250(ノンハンドル)を足して埋める必要があります。TOAKS 375・450やスノーピーク450など、径や高さが合わず入らない組み合わせも複数見つかりました。

2026-08-09 文=スタッキング大学(KALUGII)

まず動画で

この記事の内容は、すべてこの動画の検証にもとづいています。

純正・トランギア・LIXADAのアルスト本体との相性

このスタンドは複数のメーカーのアルコールストーブと組み合わせて使えます。まずは3種類を比べます。

トランギアのアルストをスタンドに乗せると、上の縁が引っかかって少し浮きます 本編の 1:57 から見る

スタンド単体でのスタッキング(マグポット500・900)

マグポット500・900は、スタンドに合わせて専用に作られたサイズです 本編の 5:22 から見る

マグポット500・900は、スタンドに合わせて溝や形が作られた専用設計です。それでも隙間はできます。

マグポット900に、500+250+チタントレールカップの組み合わせをそのまま入れると隙間が残ります。埋めるのは次の2つです。

ちなみに500+250+チタントレールカップの組み合わせは、スノーピークのソロセット極み自体にもぴったり収まります。500の代わりに900を逆にして使うこともできます。

400FDとの組み合わせ

400FDは高さが合わないと思いきや、250とスタンドを入れると意外と収まります 本編の 10:49 から見る

400FDは高さが合わず相性が悪いかと思われましたが、そうでもありませんでした。

この組み合わせを作ったあと、さらに何か入れられるか試しています。

他ブランドのクッカーとの相性

TOAKSは750と550が同じ径。375・450も径は同じですがスタンドとは合いません 本編の 14:51 から見る

スタンドを他ブランドのクッカーに入れたときの、高さと隙間の相性をまとめます。

トランギアを使う場合の高さの目安

トランギアのアルストはスタンドの上で少し浮くため、そのぶん収納全体の高さが上がります。それでも入る組み合わせをまとめます。

惜しかったのはTMR industriesのLTクッカー330。高さが少しオーバーしてしまいます。

おすすめのクッカーセット

検証を踏まえて、実際に持っていきたいと思った3パターンです。中身は違いますが、考え方は共通しています。

① エバニューのアルコールストーブ用セット

外側はエバニュー マグポット500。スタンドが専用にはまるタイプです 本編の 23:00 から見る

詰める順番は、一番下にチタントレールカップ280(浮いた部分が真ん中の底面に収まる)、その上にスタンド、アルコールストーブ、燃料ボトル、KALUGIIのコーヒードリッパー(ドリクリップを装着してなくさないようにする)、BICジャパンのミニライター、EPIgasのピンチリフター、最後にエバニューの250(ノンハンドル)を逆さまに押し込みます。このコツで隙間ができ、蓋がしっかり閉まります。

外側の一番下には400FD。中にシートゥーサミットのXカップとコーヒーの粉を入れて上から乗せると少し浮きますが、収納袋に入れれば問題ありません。蓋は500の蓋を共用し、400FD側にできる隙間はマルチディッシュを別に持てば解消できます。

② トランギアのアルコールストーブ用セット

この組み合わせにした理由は、TOAKS 750の蓋が使い回せる点です。逆さにするとEPIgasの500に動かないくらいぴったりはまり、エバニューの250にも一応使えます。シートゥーサミットのXカップもぴったりでした。

詰める順は、TOAKS 750を外側にしてシートゥーサミットのXカップ、エバニューの250、EPIgas 500を重ねます。トランギアのアルコールストーブは下ではなく上に乗せて、空いたスペースを活用します。コーヒーの粉はアルミホイルで包みますが、破れやすいので注意が必要です。

③ LIXADAのアルコールストーブ用セット

3つ目はLIXADAのアルコールストーブを使ったセット。中身の紹介から始まります 本編の 32:55 から見る

詰める順は、ユニフレーム650の中にエバニューのソロポット、取っ手を外したチタントレールカップ、スタンド、スノーピーク220、LIXADAのアルスト、燃料ボトルとコーヒードリッパー・ドリクリップ、BICジャパンのミニライターとEPIgasのピンチリフター、最後にソロポットの蓋という順です。

別案として、ユニフレームの代わりにフォックステイル450を使うのもおすすめです。フォックステイルの中にユニフレームがぴったり入りますが、燃料を入れると少し浮きます。

蓋はソロポットの蓋を使いますが、ユニフレームとの組み合わせでは隙間が空くため、チタントレールカップを逆さにして使います。400FDとユニフレームは、エバニューのマルチディッシュを蓋兼お皿にします。チタントレールカップの取っ手を持っていきたい場合は、余った隙間に入れられます。

この検証をしている理由

当サイトは、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが運営しています。自社のチタンギアを売っている立場ですが、他社製品も同じように測って、入らないものは入らないと書きます。スタッキングは入るか入らないかしかないので、忖度のしようがありません。

検証してほしいギアがあれば、公式LINEから教えてください。実際に買って重ねて、記事にして公開でお答えします。

この記事に出てくる組み合わせの、完全版

KALUGIIチタンカップ300NH/400NHが「どのクッカーに入るか」を1枚にまとめた早見表PDFを、 公式LINEで無料配布しています。

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このサイトを作っている人

KALUGII

さかたKALUGII/カルギイ 代表・スタッキング研究者

キャンプ・登山ギアのスタッキング——カップやクッカーを1つずつ重ねて、すき間なくひとまとめに収める積み方——だけを専門に研究しています。 他社製品を200個以上集め、5,000パターン以上の組み合わせを 実際に手で重ねて確かめてきました。YouTubeチャンネル「スタッキング大学」では 検証動画を150本以上公開しています。

自身のブランドKALUGII(カルギイ)では、 軽量コンパクトなコーヒーギアを作っています。注ぎ口クリップの ドリクリップと、スタッキング U.L. コーヒードリッパー。 設計から製造の手配まで自分で行っています。

スタッキング研究の結論として作ったのが、チタンカップ400NHと300NHです。 Amazonのリンクはこちら。

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