まず動画で
この記事の内容は、すべてこの動画の検証にもとづいています。
純正・トランギア・LIXADAのアルスト本体との相性
このスタンドは複数のメーカーのアルコールストーブと組み合わせて使えます。まずは3種類を比べます。
トランギアのアルストをスタンドに乗せると、上の縁が引っかかって少し浮きます 本編の 1:57 から見る
- エバニュー純正のアルスト … スタンドにしっかりはまる。逆さに被せると一番小さいサイズで収納できる
- トランギアのアルスト … スタンドに乗せると上の縁が引っかかって少し浮く。浮いたぶんだけ収納時の高さが上がる。トランギアは燃料を入れたまま蓋を閉めて持ち運べるので、別でボトルを用意しなくて済む
- LIXADA(TOAKS・RSRのアルストも同じ使い方)… そのまま乗せるとずれて斜めになるため、プレートを下に敷いてから乗せる。プレートを上に乗せて火力を上げる使い方は、傾いて危ないためこの組み合わせではできない
スタンド単体でのスタッキング(マグポット500・900)
マグポット500・900は、スタンドに合わせて専用に作られたサイズです 本編の 5:22 から見る
マグポット500・900は、スタンドに合わせて溝や形が作られた専用設計です。それでも隙間はできます。
- マグポット500にスタンドを入れると隙間が残る。ベルモント チタントレールカップ280を入れるとぴったりはまる
- 500にエバニューの250(ノンハンドル)を先に入れてからスタンドを入れても、まだ隙間が残る。ここにもう一度チタントレールカップを押し込むと動かないくらいぴったり収まるが、蓋は閉まらない
- チタントレールカップの取っ手を外すと、下の250が変形しにくく傷もつきにくい(蓋は同じく閉まらない)
- エバニュー ソロポットとMP500フラット(500と同じサイズで溝がないタイプ)にも同じ組み合わせが使える。ただしスタンドを入れるにはベルモントの取っ手を外した状態でないと入らない。蓋はMP500フラットの蓋ではなくソロポットの蓋を使う
マグポット900に、500+250+チタントレールカップの組み合わせをそのまま入れると隙間が残ります。埋めるのは次の2つです。
- スノーピーク ソロセット極みチタンの下段 … 900の隙間にぴったり。ただし蓋を閉めるにはチタントレールカップかこの下段のどちらかを外す必要がある
- フォックステイル450(Amazonで購入したチタンカップ)… 同じく隙間を埋める。値段が安いのでこちらでも良い
ちなみに500+250+チタントレールカップの組み合わせは、スノーピークのソロセット極み自体にもぴったり収まります。500の代わりに900を逆にして使うこともできます。
400FDとの組み合わせ
400FDは高さが合わないと思いきや、250とスタンドを入れると意外と収まります 本編の 10:49 から見る
400FDは高さが合わず相性が悪いかと思われましたが、そうでもありませんでした。
- エバニューの250(ノンハンドル)とスタンドを入れると少しはみ出す。エバニューのマルチディッシュを蓋にすれば違和感なく収納袋に入る
- おすすめは400FDにマルチディッシュを逆さに入れる組み合わせ。良いセットになる
この組み合わせを作ったあと、さらに何か入れられるか試しています。
- ベルモント チタントレールカップ280 … 安定しないので危ない
- エバニュー 250(ハンドルあり)… 一応使える
- エバニュー デミタスカップ(ハンドル付き)… これも危ない
- エバニュー グビグビ … すっぽり入る。プレートを上に乗せれば使用できるが、燃焼効率は落ちそう
他ブランドのクッカーとの相性
TOAKSは750と550が同じ径。375・450も径は同じですがスタンドとは合いません 本編の 14:51 から見る
スタンドを他ブランドのクッカーに入れたときの、高さと隙間の相性をまとめます。
- スノーピーク チタンシングルマグ600 … 隙間あり。取っ手を外したチタントレールカップで埋まる
- スノーピーク チタンシングルマグ450 … 入らない
- 雪峰 H450 … 入らない
- 雪峰 M400 … ぴったり。高さも合う
- 雪峰 H200 … 隙間にぴったりはまる
- スノーピーク チタンシングルマグ220 … 隙間にぴったり。LIXADAのアルストもこの中に入り、隙間をさらに解消できる
- TMR industries LTクッカー(WRクッカー)330・660 … 330は非常にぴったりで、真ん中サイズの中にもぴったり収まる。660はさらに別のものを詰められる
- TOAKS 750・550 … 750と550は径が同じ。375と450も径は同じだが、これらはスタンドと合わず入らない。550は高さ問題なし、隙間はエバニュー ソロポット、またはエバニュー250+チタントレールカップのセットで埋まる
- ユニフレーム 650・450 … 450は入らない。650は隙間があり、エバニュー250+チタントレールカップか、エバニュー ソロポットが一番合う
- EPIgas 500 … マグポットにどんぴったり。雪峰H200やスノーピーク220もぴったり入り、この500自体がエバニューの250にぴったりはまる
- ベルモント チタンシェラカップ深型250・350 … 250は途中で止まってしまう。350は下まで入るが周りの隙間が気になる
- モンベル アルパインクッカー9ディープ … 隙間にTMR industries LTクッカー(真ん中サイズ)がぴったり入る。330も入る
- トランギア ケトル0.6・0.9 … 0.6は高さが合わないと思いきや意外と収まる。ただしこの隙間を埋めるものが見つかっていない。0.9は一回り大きく、エバニュー400FDがぴったり入る
- パーゴワークス トレイルポットS900・1200 … どちらも高さは問題ない。隙間にエバニューの250などを追加できる
トランギアを使う場合の高さの目安
トランギアのアルストはスタンドの上で少し浮くため、そのぶん収納全体の高さが上がります。それでも入る組み合わせをまとめます。
- エバニュー ソロポット
- EPIgas 500(蓋も問題なく閉まる)
- ユニフレーム 650
- エバニュー マグポットとMP500フラット(高さギリギリ)
- スノーピーク 600
- スノーピーク ソロセット極みチタン
- TOAKS 750
- TOAKS 550(高さギリギリ。蓋は閉まりきらないが一応使える)
- 札幌クラシック(缶)… ぴったり。組み立てたまま使えて、そのまま飲める
惜しかったのはTMR industriesのLTクッカー330。高さが少しオーバーしてしまいます。
おすすめのクッカーセット
検証を踏まえて、実際に持っていきたいと思った3パターンです。中身は違いますが、考え方は共通しています。
① エバニューのアルコールストーブ用セット
外側はエバニュー マグポット500。スタンドが専用にはまるタイプです 本編の 23:00 から見る
- エバニュー マグポット500(スタンド専用の溝があるタイプ)
- エバニュー 400FD
- エバニュー 250(ノンハンドル)
- ベルモント チタントレールカップ280(取っ手を外した状態)
- シートゥーサミット Xカップ
- KALUGII コーヒードリッパー、ドリクリップ
- BICジャパン ミニライター
- EPIgas ピンチリフター
- エバニュー アルコールストーブ、スタンド、アルコール燃料(セリアの調味料ボトル、30mlずつで合計90ml)
詰める順番は、一番下にチタントレールカップ280(浮いた部分が真ん中の底面に収まる)、その上にスタンド、アルコールストーブ、燃料ボトル、KALUGIIのコーヒードリッパー(ドリクリップを装着してなくさないようにする)、BICジャパンのミニライター、EPIgasのピンチリフター、最後にエバニューの250(ノンハンドル)を逆さまに押し込みます。このコツで隙間ができ、蓋がしっかり閉まります。
外側の一番下には400FD。中にシートゥーサミットのXカップとコーヒーの粉を入れて上から乗せると少し浮きますが、収納袋に入れれば問題ありません。蓋は500の蓋を共用し、400FD側にできる隙間はマルチディッシュを別に持てば解消できます。
② トランギアのアルコールストーブ用セット
- TOAKS 750(外側。蓋も使用)
- EPIgas 500
- エバニュー 250(ノンハンドル)
- シートゥーサミット Xカップ
- KALUGII コーヒードリッパー、ドリクリップ、コーヒーフィルター
- コーヒーの粉(1人前・アルミホイルに包む)
- BICジャパン ミニライター
- EPIgas ピンチリフター
- トランギアのアルコールストーブ
この組み合わせにした理由は、TOAKS 750の蓋が使い回せる点です。逆さにするとEPIgasの500に動かないくらいぴったりはまり、エバニューの250にも一応使えます。シートゥーサミットのXカップもぴったりでした。
詰める順は、TOAKS 750を外側にしてシートゥーサミットのXカップ、エバニューの250、EPIgas 500を重ねます。トランギアのアルコールストーブは下ではなく上に乗せて、空いたスペースを活用します。コーヒーの粉はアルミホイルで包みますが、破れやすいので注意が必要です。
③ LIXADAのアルコールストーブ用セット
3つ目はLIXADAのアルコールストーブを使ったセット。中身の紹介から始まります 本編の 32:55 から見る
- ユニフレーム 650(チタンシングルマグ)
- エバニュー ソロポット(蓋も使用)
- エバニュー 400FD
- ベルモント チタントレールカップ280(取っ手を外した状態)
- スノーピーク チタンシングルマグ220
- KALUGII コーヒードリッパー、ドリクリップ
- EPIgas ピンチリフター
- BICジャパン ミニライター
- エバニュー アルコールストーブスタンド デラックス
- LIXADAのアルコールストーブ
- エバニュー マルチディッシュ
- アルコール燃料(セリアの調味料ボトル、30mlずつで合計90ml)
詰める順は、ユニフレーム650の中にエバニューのソロポット、取っ手を外したチタントレールカップ、スタンド、スノーピーク220、LIXADAのアルスト、燃料ボトルとコーヒードリッパー・ドリクリップ、BICジャパンのミニライターとEPIgasのピンチリフター、最後にソロポットの蓋という順です。
別案として、ユニフレームの代わりにフォックステイル450を使うのもおすすめです。フォックステイルの中にユニフレームがぴったり入りますが、燃料を入れると少し浮きます。
蓋はソロポットの蓋を使いますが、ユニフレームとの組み合わせでは隙間が空くため、チタントレールカップを逆さにして使います。400FDとユニフレームは、エバニューのマルチディッシュを蓋兼お皿にします。チタントレールカップの取っ手を持っていきたい場合は、余った隙間に入れられます。
この検証をしている理由
当サイトは、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが運営しています。自社のチタンギアを売っている立場ですが、他社製品も同じように測って、入らないものは入らないと書きます。スタッキングは入るか入らないかしかないので、忖度のしようがありません。
検証してほしいギアがあれば、公式LINEから教えてください。実際に買って重ねて、記事にして公開でお答えします。