いちばん大事な違いは容量ではなく蓋です。0.9Lと1.4Lは蓋も底も同じで、違うのは高さだけ。0.6Lだけが別物で、蓋を0.9Lに乗せようとすると中に落ちます。3サイズを並べて測り、それぞれに合うギアを探した記録です。
この記事の内容は、すべてこの動画の検証にもとづいています。各項目にある「本編の◯:◯◯から見る」を押すと、その場面から再生されます。
先に構造の話をします。ここを知らないと、組み合わせを考えるときに間違えます。
つまり0.9Lと1.4Lは「同じ底の、背の高いほうと低いほう」という関係です。手持ちのギアがどちらかに合えば、もう一方にも合う可能性が高い。0.6Lだけは別物として考えてください。
驚いたのは蓋です。いちばん小さい0.6Lの蓋(30.5g)が、いちばん大きい1.4Lの蓋(28.5g)より重い。形が違うぶん、重さも逆転しています。
価格は3サイズともほぼ同じでした(2024年8月時点のAmazon)。サイズが大きくても値段が変わらないので、価格で選ぶ理由はありません。何を中に入れたいかで選ぶことになります。
0.6Lは小さいので、入るものは限られます。そのぶん「入った」ときの収まりは気持ちいいです。
エバニューの400NHは、一見はまらないように見えて、少し押し込むと入ります。400FDも同じで、こちらは蓋のほうにも入るので兼用できます。
0.9Lは中間サイズで、いちばん使い道が広いところです。TOAKSの550には専用の蓋がありますが、それでもこのケトルの蓋が使えます。
0.9Lと1.4Lは蓋が共通なので、蓋の相性を調べた結果はそのまま1.4Lにも当てはまります。
1.4Lは容量が大きいぶん、入れ子にしたカップ類をまとめて放り込めます。ここまで入るなら、ケトルそのものを「収納ケース」として使う発想になります。
アルコール燃料のボトル、ライター、折りたたみカップ、チタンのカップ類。これらを1.4Lの中に収めると、これ1つ持っていくだけで湯が沸かせてコーヒーが飲める状態になります。
値段が同じなので、選ぶ基準は「中に何を入れたいか」だけです。
0.6Lと1.4Lの差は67gです。この67gで、中に入れられるものの量がかなり変わります。ここをどう見るかだと思います。
当サイトは、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが運営しています。自社のチタンギアを売っている立場ですが、他社製品も同じように測って、入らないものは入らないと書きます。スタッキングは入るか入らないかしかないので、忖度のしようがありません。
「このギアで検証してほしい」というリクエストは、公式LINEから受け付けています。実際に手に入れて確かめ、このデータベースに足していきます。
KALUGIIチタンカップ300NH/400NHが「どのクッカーに入るか」を1枚にまとめた早見表PDFを、 公式LINEで無料配布しています。
LINEで早見表を受け取る(無料)