市販のポットリフターは数千円します。ダイソーの工具2つを足した計300円で、同じ用途のものが作れます。切って、バリを取るだけ。加工すると31.3gが17.1gになり、KALUGIIのコーヒードリッパーの中に収まるサイズになります。
この記事の内容は、すべてこの動画にもとづいています。各項目にある「本編の◯:◯◯から見る」を押すと、その場面から再生されます。刃物を使う作業なので、実際に作る前に映像で手順を見ておくことをおすすめします。
ノーハンドルのマグで湯を沸かすとき、持ち上げるための道具が要ります。各社からポットリフターが出ていますが、数千円するものが多く、割高に感じている人も多いはずです。
ダイソーのクッカークリップを、工具2つを買い足した計300円で加工すれば、同じ用途のものになります。やることは「切る」と「バリを取る」だけです。
金切りノコギリは、売られている状態だと刃の向きが逆です。ネジを外して刃を反対向きに付け直してください。私が買ったものはネジがかなり固く、地面に押し付けて回しました。個体差かもしれませんが、注意点です。
仕上がりは先端から端まで5cmです。よく使うポットリフターと同じくらいの長さに合わせました。
実は測らなくても切る位置は決まります。クッカークリップには穴が3つあります。同じダイソー品なら、2つ目と3つ目の穴の間で切れば、穴が2つ残る5cmになります。これだけ覚えれば大丈夫です。
閉じた状態だと全体の長さは4.5cmになります。閉じた状態で測る場合は4.5cmを目安にしてください。
切っている最中に外れた部分が動くと危ないので、切る線より手前を輪ゴムで留めます。そのあとボールペンで印を付けます。位置は適当で構いません。片側に線を引けば、反対側は自然と決まります。
ここに1つコツがあります。刃は線の真上に当ててください。刃には厚みが約1〜2mmあります。線の左側で切ると黒い線が残り、右側で切るとその厚みぶん短くなります。
切ったあとはヤスリでバリを取ります。これで完成です。
軽量なポットリフターには及びません。そこは正直に書きます。ただ、短くしたことで重さが半分になり、収納性が大きく変わりました。仕上がりの寸法は長さ5cm・横幅2.8cmです。
5cmという長さは適当に決めたものではありません。KALUGIIのコーヒードリッパーの中に入るように合わせました。ドリッパーとカップの隙間にちょうど収まります。
つまり、この長さで作れば「持ち運ぶ場所」まで一緒に解決します。同じサイズで作ってもらえれば、この記事のスタッキング例がそのまま使えます。
GubiGubiを持つと、少し斜め上を向く角度になります。市販のポットリフターのほうが角度は良く、持ちやすいです。ここは差があります。
一方で、エバニューの400FDのように幅の広いものでは、こちらのほうが持ちやすいと感じました。TOAKSの550では、手を離した位置で止まってくれるので、持ち上げて置いたあとそのままにしておけます。
トランギアのミニセットのような大きいものは、上1本・下2本の指で持てるので力が入れやすいです。ただしフライパンには5cmだと短く、熱が近くなります。ミニセットで使うなら、もう少し長めに切ってもいいかもしれません。
手持ちのノーハンドルのクッカーでいちばん大きい、TMR industriesのW.R.Cooker 660に水をたっぷり入れて試しました。817gです。
結果は、持てます。指にはそれなりに負荷がかかりますが、持ち上がりました。実用の範囲では問題ないと思います。
金属を切る作業です。刃物とバリで手を切る可能性があります。加工は自己責任でお願いします。切ったあとのヤスリがけは必ず行ってください。
当サイトは、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが運営しています。自社でチタンギアを作っている立場ですが、300円で作れるものは300円で作ればいいと書きます。スタッキングは入るか入らないかしかないので、忖度のしようがありません。
KALUGIIチタンカップ300NH/400NHが「どのクッカーに入るか」を1枚にまとめた早見表PDFを、 公式LINEで無料配布しています。
LINEで早見表を受け取る(無料)